新人育成は企業の宿命

今時の若い子は躾がなっとらん!とよく聞くセリフではあるけれど、実際に教育をする立場である人であれば

「確かにその通り」

と頷けるところがあるのではないだろうか。

 

本日、うちの新入社員の社員研修でうちのPC版を納めている建設現場さんにお邪魔をして見学をさせていただいた。

 

現場を見るのも初めてな新人に現場を見せ、どんな質問や話が飛び出すものやらと期待に胸を躍らせていたが、結果としては反応も薄く興味すらないかのような対応で正直肩透かしを食らったような感じであった。

 

今時の子はこんなものとは言いたくないがこの子達を育て、将来会社の中心となれるような存在にするのは我々の宿命のような気がする。

 

特に建設業に関しては他業種と比べ担い手が少なく、2025年には団塊の世代がリタイヤする影響で128万人の雇用減と推定されており、危機的な状況と言え、建設業に携わりたいとか、関わっても良いと思ってもらう人材はなんとか雇い入れ育てていかなくてはいけない。

 

それはうちのようなPC屋においても同様で、製造業ではありながら実態は建設業との関わりが強く、業種イメージとしては建設業に近しい。

 

だとしても、我々にできることは、根気強く、企業の経営理念、ビジョンを明確に伝え、やりがいや成長を感じることのできる職場環境づくりを行なっていくことではないかと思っている。

 

若手の育成には手がかかるもの。気持ちが伝わり共に夢に向かって仕事ができる日を楽しみに、明日からもまた思いを伝え続けたい。